1997 年度外来講師による関連する大学院の講義 |
空間内にランダムに散在する点事象を空間点過モデルを用いて
解析する統計理論を講義する.
統計的推測理論全般から,いくつかトピックをひろいながら講義をして行きます. 現在となっては古典的とも思われる検定論・推定論の内容についてはLehmannの2冊の 教科書及び拙著「現代数理統計学」から理論の要約を示します. この範囲でカバーできない内容についてはFerguson, T.S. (1996) "A course in large sample theory"によって漸近理論を補足し,またHall, P. (1992) "The bootstarap and Edgeworth expansion" によってbootstrap および漸近展開の関連を補足します.